観てきました!
政治ドキュメンタリー映画「パンケーキを毒見する」(104分)
 
 『非常事態宣言』下で映画館へ行くのに躊躇もあったが、
コロナ対策にお手上げ状態の今の菅内閣・・・《こんな時こそ必見!》と思い、
ラッシュ時間を避けて出かけることにした。
 
 先ず、上西充子・法大教授が菅首相の国会答弁を詳細に分析してみせる。
野党議員の質問にまともに答えず、同じ言葉を無表情に繰り返す姿。
これで一国の総理大臣と言えるのか?
腹立たしいというより情けなくなってくる。
 映画には、国会議員の石破茂(自民)・村上誠一郎(自民)・江田憲司(立民)・小池晃(共産)
が登場。
元官僚の古賀茂明・前川喜平、ジャーナリストの森功・鮫島浩へのインタビューも含め、
各人の発言が興味ある内容だった。
                           
 そして、インターミッション風に挿入されるアニメーションがこれまた秀逸。
『虚偽答弁』や『コロナ感染拡大下での五輪開催』などへの風刺が効いている。
 その中のひとつに・・・
《ある人物が閻魔大王に舌を抜かれ、うず高く積まれた舌が118枚!》
                         
 もともと客席間隔に余裕のある映画館だったこと、コロナ禍で客席をひとつ空けていた
こともあり、ゆったりと《安心・安全》に鑑賞できた。
                              K.F(大阪)