7月9日、奈良地裁での「放送法遵守義務確認等請求事件」の 第9回口頭弁論がありました。裁判の後、奈良教育会館で裁判の経過報告と講演がありました。
裁判には、被告であるNHKからは代理人(弁護士)しか出廷せず、 原告側の陳述に対して一言も意見を述べないという不誠実な姿勢でした。
引き続き行われた講演の講師は小滝一志氏(放送を語る会事務局長)。
テーマは「NHKの森友・加計問題報道」。
モリカケ問題を、 ①トップニュースで伝えるな
②放送尺は3分半以内
③昭恵さんの映像は使うな
④前川・全文科次官の講演問題と連続して伝えるな・・・
このNHK内部告発を検証する視点で、NHKと民放のニュース番組を資料にもとづき比較。
また、NHKの政権べったりの背景には、経営委員の任命やNHK予算承認など、
制度上の問題があることを解明。 (詳細はレジュメを御参照ください)
約一時間半の講演でしたが、会場は近畿各地からの参加でほぼ満席。
放送を語る会・大阪から6名が参加しました。
(K.F)