2021.12.03 山村惠一(大阪)
ノーナレ「”地方紙は死ねない”▽国を動かしたスクープ裏側」(NHK2021.11.27放送)
NHK秋田制作のナレーション一切なしドキュメンタリー番組。防衛省の杜撰データーをスクープし、イージスアショアの配備計画を断念させた秋田魁新報社に密着取材。この地方紙記者にジャーナリストの「基本の基」を見た。
秋田県新屋地区にミサイル防衛のイージスアショアの配備の計画がしめされ、住宅地に近接する住民の不安の声を背中に、わからないことは判るまで取材し読者に知らせることを目指すなか、新屋地区が候補地として最適で唯一無二としている防衛省の報告にどこかおかしいと疑問を持ち、不適とした男鹿市に出向き、ミサイルの探索波が前方の山にさえぎられる角度が14度の報告データーが、実際には4度であったことを証左した。配備計画が新屋ありきであったとのスクープとなった。追っかけて、全国紙や国会でも追求が起こり、これは、(配備計画)変えられると記者が確信した瞬間であった。
現地に立った記者は、高校生時代の三角関数(サイン、コサイン、タンゼント)を思い出しながら、実際に現地に出向いて取材し確かめ証拠を示すことで、読者(世論)の信頼を得て、国の方針をも撤回させうる力をもつジャーナリスト、まさに「記事は足で書け」をみたと感じた。
省みて、このドキュメントを制作したNHKはイージスアショア配備計画にどう迫れたのかも問いたい。普天間移転に辺野古が唯一としていることでも同じことが起きているのではないか。
2021.2.7. 平林光明(大阪)
NHK 逆転人生「貧困の連鎖を断て! 西成高校の挑戦」
本放送…1月25日午後10時 再放送…2月6日午前0時15分
表題の番組の本放送は1月にあったが、所用中の”ながら視聴”で
大阪・西成区にある府立西成高校はかつて府下一の教育困難校で、
子供の貧困率13%といわれる、日本の現状の縮図のような、生徒
その結果
貧困の拡大再
〝ながら視聴”の時には、伏見工業ラグビー部と山口先生のような
生徒たちが置かれている貧困
NHK福島放送局のローカル特集「福島原発ー廃炉この1年」(1
小滝一志(放送を語る会)
放送は、福島県域でしか見られませんが、見応えのあるレポートで
福島の知人からの紹介を以下に貼り付けます。
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レベル7の過酷事故を引き起こし、それから10年が経とうとする
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2020.12.22NHK福島―はま なか あいづ TODAY〔2020 福島 この1年〕(12分18秒)
『原発事故からの再生に向けた動き』報告)高須絵梨・記者
https://www.nhk.or.jp/fukushim
*左から2番目の映像です