第48回メディアを考えるつどい 2019年6月9日(日) あすてっぷ KOBE
緊急集会 NHKを支配するのは誰か 「安倍官邸とNHK人事の怪 」
NHK出身者が語る ~板野氏の専務理事”返り咲き”と野望 ~
「ETV2001」番組改編事件の当事者の元NHKプロデュサー・永田浩三氏
「ふくしま市市民連合」共同代表の元NHKディレクター・根本仁氏
主催:NHKとメディアを考える会(兵庫)
この4月にNHKの専務理事に任命された板野裕爾氏とは、籾井勝人会長時代の放送総局長で、安保法制や集団的自衛権閣議決定のおり、政権の意向に沿った放送へ誘導したと評されています。
元NHKプロデューサーの永田氏はメディアの令和騒ぎやトランプの相撲観戦に日本会議のメンバーの見られることなど軽妙なタッチで紹介。NHKを牛耳るJR人脈などを分析しながら安倍官邸に取り入る板野氏の専務理事任命を批判していました。
また根本氏は労組役員時の体験談を紹介、田中角栄宅を訪問した小野吉郎元NHK会長を辞任に追い込んだ労働運動を評価しながらが、その後の日放労中央の右傾化などを分析。NHKを支配するのは誰か? →支えるのは誰か? 板野専務理事の野望を打ち砕き、 対峙するスタンスとは? と問いかけていました。
聴衆は150人ほどで、受信料問題も含め辛辣な質問も投じられていました。
尚 NHKとメディアの「今」を考える会はNHK会長及び経営委員会に板野裕爾専務理事の解任を求め2019年6月25日、NHK門前集会を予定しています。
2019年6月9日 アーチャン